デザインの自由度が高く、
日本の気候にもあった木造軸組工法。
木造軸組工法とは基礎の上に土台を置き、
それに柱と梁などを組み合わせて建物を建築する工法です。
壁の位置や窓の大きさなどデザインの自由度が高く、
日本の気候にも適した伝統的な工法です。
これに地震や風圧への抵抗力となる耐力壁を
適切な量と配置で組み合わせて高い耐久性を実現しています。
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日本の気候にあった伝統工法
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フレキシブルな空間設計を実現
建物への負荷を、
面で受けとめるモノコック工法。
モノコックとは、もともと極端な強度が求められる航空機の開発から
生まれた技術で、鉄道やレーシングカーなどの分野でも応用されてきました。
KANJUの家では、この信頼性に優れたモノコック構造を採用。
高い剛性による耐震性はもちろん、耐火性や遮音性、
さらには設計の自由度も高い家づくりを実現しています。
KANJU
モノコック工法
木造軸組外周すべての面と負荷が
かかりやすい部位に、外力を「面」で受ける
モノコック構造を採用。
地震や台風の外力を効果的に分散させるため、
強靱な耐久力を発揮する優れた構造となっています。
次世代型制振ダンパー採用
KANJUの強い家、耐震性能に優れた家を実現している技術のひとつが
次世代型の「制震ダンパー/KJ Damper」です。
産学協働の研究成果によって開発されたこの耐震・制震技術は、地震による建物の揺れを大きく低減し、
しかも繰り返しの地震でも性能を低下させません。
地震から、家族の安心をしっかり守り、住まいとしての価値も守る。
しかも、それが長年にわたって持続する。それがKANJUの家です。
地震の揺れを80%低減
「制震ダンパー/KJ Damper」の性能を支えているのは金属流動という現象です。これは異なる金属同士が摩擦すると、一方が軟化して柔らかく動きだすというもの。
「制震ダンパー/KJ Damper」では、アルミと鋼材をスライドすることで金属流動を発生させ、一定の摩擦抵抗を維持。これにより地震のエネルギーを熱エネルギーに変換し、揺れを大きく低減させます。実大2階建住宅の振動台実験でも、最大の揺れが80%も低減されることが実証されました。
九州大学との共同研究による開発
60年以上耐える家を実現。
京都大学防災研究所において、4トンもの錘を乗せた実大住宅で阪神・淡路大震災クラスの地震を想定した振動台実験を実施。
連続48回もの加振をおこなっても「制震ダンパー/KJ Damper」の性能は低下せず、毎回ほぼ原点に戻りました。
ただ地震に強いだけでなく、地震後も安心して住み続けられる強さがKANJUの家にはあります。