
お手入れマニュアル

日本の気候風土に適した畳
〈畳編〉
最近は畳の部屋が少なくなっていますが、吸湿性、吸音性などに優れた畳は高温多湿の日本の気候風土に適した素材です。畳にごろんと寝転がると、何ともいえないリラックスした気持ちになります。畳の部屋は小さなお子さんの遊び場に、家族でのくつろぎの場に、そして来客の場にと、多用途に、便利に使えるもの。畳をいつもきれいにしておくためのお手入れ法をご紹介します。

Chapter.1普段のお手入れ
ほうきや掃除機は畳の目に沿って、かけるようにします。全体が汚れているときは酢水で雑巾を絞り、拭いたあと乾拭きをします。畳のふちなどは、変色の可能性があるので、酢水で拭くのはやめましょう。※酢水/酢と水を1:1で合わせる
●年に一度のお手入れ
できれば年に1〜2度は畳干しをするとよいでしょう。畳の表面が陽に当たるように立て、たたいてホコリを出します。
畳を永くきれいに保つために
●「畳の表替え」を行う
畳表替えの目安はは2〜3年です。まず最初は裏返して使用し、さらに2〜3年経ったら、畳表を取り替えます。
●畳の上の敷物はNG
畳の上にカーペットなどを敷くのはできるだけ避けましょう。畳が蒸れて、ダニやカビが発生しやすくなります。
Chapter.2トラブル対処法
●畳の日焼け
畳が日焼けしてしまった場合は、酢と水を2:1で合わせて雑巾を絞り畳を拭いてみましょう。また、昔からの方法として、ミカンの煮汁で漂白することもあります。1ℓの水にみかんの実を5房ほど入れて煮出し、漉して冷まします。この煮汁で雑巾を絞り、畳を拭いてみましょう。
●醤油やソースをこぼしたら
醤油やソースをこぼしてしまったら、すぐに拭き取らず、小麦粉か塩を多めにかけて水分を吸収させます。その後ほうきなどで掃き取り、雑巾で拭き取っておきましょう。
●ペットが粗相をしたら
ペットが粗相をしたら、熱湯で固く絞った布で叩くように拭き、酢を含ませた布で拭いてから、水拭きとから拭きをします。
●家具の跡がついてしまったら
家具を置いて凹んでしまったら、霧吹きをして、濡れたタオルをあててアイロンをかけてみましょう。
●畳にカビが生えてしまったら
水で薄めた漂白剤(酸素系)か、消毒用アルコールを布に染み込ませて拭き取ります。